人気不動産資格 宅地建物取引士

不動産関連の資格には、不動産鑑定士、マンション管理士、測量士などなど数多くの種類がありますがその中に宅地建物取引士(以下宅建士。
2015年までは宅地建物取引主任者)というものがあります。
マイホームを購入したりアパートを借りる際、最近では直接売主や貸主とやりとりをすることは稀です。
多くのケースではハウスメーカーや賃貸住宅仲介業者などの仲介者を介しての取引となります。
その契約にあたり、仲介者には重要事項を説明する義務があるのですが、その説明に必要な資格です。
宅地建物取引士は、不動産に関する取引についての法的な知識を十分に持っているといえます。
この資格の合格率は例年15~20%となっています。
8000語の知識が要求される英検準1級の合格率とほぼ同じですので、なかなか難易度が高いことが分かります。
大手ハウスメーカーの営業マンは多くが宅地建物取引士を取得しているので、建物だけでなく法律の知識においても信頼できるといえるでしょう。
ただ、中には宅建士を取得していない営業マンもいるので、その場合には法律の知識に不安があります。
もし、マイホーム購入を考えているなら、名刺に「宅地建物取引士」という言葉がある営業マンを選ぶと良いかもしれません。