不動産業界で働いていく上で有利な資格と言えば、宅地建物取引士の資格です。
これを有することで、宅地建物取引の現場での重要な業務に携ることができます。
企業にとっても重要な人材であるため、就職や転職の機会には、とても有利になります。
宅地建物取引士になるためには、宅建試験に合格しなければなりませんが、合格した時点では、まだその実績があるにすぎません。
その後、登録を経て初めて宅地建物取引士の資格が与えられます。
登録には試験を受けた都道府県の知事への申請が必要です。
登録条件として宅地建物取引に関する業務の現場においての2年以上の実務経験、もしくは登録実務講習終了証が必要になります。
実務経験が無い人は、2年現場で経験を積むか、登録実務講習を受けることで取得可能になります。
登録実務講習は、通信講座での講習と、2日間の演習会のなかで実際の書類作成や物件調査、修了試験などが行われます。
終了試験合格者には登録実務講習修了証が交付されます。
その後登録手続きが完了すれば、晴れて宅地建物取引士としての道を歩んでいくことになります。